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判断基準を整理すると起こる7つの変化

9月28日
読了時間: 3分

更新日:10月3日

白地のスライドに「判断基準を整理すると起こる 7つの変化」「構造化設計アーキテクト 共感Work」とあり、朝日を前に2人のビジネス人物が立つ illustration。

判断基準を整理すると起こる7つの変化

「あの決断は、本当に自分の決断だっただろうか」

社長でも、会社員でも、学生でも、子育て中の方でも、そう思う瞬間は誰にでもあります。共感Workが行うのは、答えを教えることではありません。頭の中でバラバラになっている考え・気持ち・選択肢を一度解体し、判断の基準と盲点を紙の上に見える形にして、自分でハンドルを握って動き出せる状態をつくることです。

その関わりの中で、多くの方に起こる変化を7つ挙げます。変化の現れ方や大きさは、人によって異なります。


1. 判断のスピードが上がる

「なんとなく決められない」状態から、何を基準に決めるのかが見える状態へ変わります。自分で作った基準は、次に似た場面でもそのまま使えます。


2. 「他人の言葉」が「自分の言葉」に変わる

「業界ではこうだから」「普通はこうするから」という借り物の理由で説明していた判断が、「自分はこう考えるから、こう決めた」という言葉に変わっていきます。


3. 周囲への説明に迷いがなくなる

判断の構造が自分の中で整理されると、社員、家族、取引先に「なぜそう決めたのか」を伝える言葉が自然に出てきます。納得感の共有が、組織や関係性の中で進みやすくなります。


4. 「答えをもらう」から「答えを作れる」へ

誰かに答えを求め続ける状態から、同じ思考の手順を自分で再現できる状態へ移ります。次の課題が来たときに、一人で判断できる場面が増えます。


5. 「違和感」を大切なサインとして扱えるようになる

以前は「まあいいか」と流していた小さな違和感を、判断の重要な手がかりとして受け取れるようになります。大きな判断ミスの手前で立ち止まれるようになります。


6. 「自分は決められる」という感覚が育つ

自分の力で判断にたどり着いた経験は、次の難しい決断でも「自分ならできる」という感覚として残ります。


7. 迷いが晴れ、心が軽くなる

頭の中で渦巻いていた「本当にこれでいいのか」という重さが、紙の上に整理された瞬間にすっと軽くなります。その奥には、「誰かに言われたからではなく、自分で選んだ」という静かな納得感が残ります。


私の実体験

私は20代の頃、同じミスを何度も繰り返していました。

50歳のときに改めて自分の棚卸しをして、「なぜそう判断し、実行したのか」を、思い出せる範囲で書き出してみました。すると、ある共通点が見つかりました。判断の根拠はほとんどなく、すべて直感に頼っていたのです。それが、当時の私の判断基準でした。

直感そのものが悪いわけではありません。ただ、事を起こす前に「なぜそれをやるのか」「その根拠は何か」を、紙に書きながら比べて(><)から決めて実行するようになりました。

人より行動に移るまでの時間はかかります。それでも、そうして動くことで、納得感が生まれ、これまでとは違う道が開けるようになりました。

この記事を読んで、少しでもピンときた方は、まずはあなたが感じている違和感を、紙に書き出すことから始めてみてはいかがでしょうか。


執筆者情報

執筆者:(共感Work/きょうかんワーク)

構造化設計アーキテクト/西山 正人


営業・採用・経営など、30年弱にわたる現場実務を通じて、組織や個人の意思決定の停滞や、意思疎通のズレに気づく。現在は、人間理解を起点に「判断構造の設計」を軸として、個人のさまざまな迷いや、組織の実行のボトルネックを解消する独自の理論モデル(SOULFUL Model、Empathy Action 12S Framework™など)を展開している。



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