人が動けなくなる本当の理由は、判断決定の流れにある
「判断決定の流れ」とは、目の前の出来事に対して、どのように考え、感じ、判断し、行動に至るかという、人の内側で起きている一連のプロセスのことです。
行動を変えようとしても、変わらない。
このままではいけない、何かを変えなければいけないと感じたとき、個人も組織もまず「行動」を変えようとします。
それでも、本当の原因は行動ではなく、自分でも気づいていない「判断のクセ」があります。
過去の経験や思い込みから作られたこのクセは、個人や組織の行動を静かに止め続けています。
個人では、複数の価値観に引っ張られ選択ができたり、「どうせ自分は」という思い込みが行動を止めてしまう。
組織では、採用ミスマッチの原因を能力だけに求めてしまったり、過去の経験に基づいて新しいやり方を成功させてしまう。
これらはすべて、判断の流れのどこで中断が見えていないことが原因です。
共感WORKでは、その継続している場所を対話しながら特定し、動く状態へ再設計する。
行動ではなく、流れを判断して適切を整えるアプローチで、個人と組織が自主的に動ける構造をデザインします。
では、その「止まっている場所」を、どのように見つけ、どう動かしていくのか。人間理解の視点でみてみましょう
止まっている場所を見つけるために必要なのが、人間理解という視点です
例えば、採用面接で「この人はうちに合わない」と判断したとします。
その判断の裏には、無意識のうちに「前職の経歴が似ている人が成功した」「おとなしい人が印象に残りにくい」といった過去の経験や思い込みが影響していることがほとんどです。
これが「判断・決定のクセ」です。
人間理解の視点とは、その「無意識の判断基準」を可視化することです。
その人がなぜそう判断したのか。どんな前提で物事を見ているのか。
その内側を対話で引き出し、言語化する。それが、止まっている場所を見つける第一歩です。
共感Workが提供する「人間理解」は、単なる共感や心理分析ではありません。
「なぜそう判断したのか」「なぜその感情が生まれたのか」「なぜ行動に至らないのか」――その『理由(WHY)』を、脳科学・行動科学を統合した12段階のフレームワークで構造的に翻訳します。
これにより、無意識の判断基準が「見える化」され、初めて「止まっている場所」が特定できるのです。
Empathy Action 12S Framework™による先ほどの止まっている部分を特定していきましょう。
前提となる出来事:
面接官が候補者を見て、「この人はうちに合わない」と(無意識に)判断し、その後の評価や採用プロセスが停止した。
特定ポイント(止まった場所):
-
面接官の安全回路が過剰に働き、リスクを取って未知の可能性を評価するより、過去の成功体験(安全なパターン)に頼ろうとしている状態。
-
「過去の成功パターン=正しい」という信念が、新しいタイプの人材を評価することを阻んでいる。
-
予測が実際の評価を上書きし、ギャップを埋めるための情報収集(深掘り質問)が行われていない。
-
「違和感」や「不安」という感情が「この人は違う」という判断へと直結し、その感情の原因を検証するプロセスがスキップされている。
-
感情を「判断の根拠」と誤って解釈し、「もっと情報を集めるべき」という思考へ至っていない。
ここまで面接官の思考や感情のつまりを分析してみました。
※あくまでも表面的な文章から予測される個所のみを記載。
この先は12段階ある構造の中からいったりきたりしながら対話によって更に深く可視化されていきます。
私のアプローチは、「判断と行動のOS」を共に設計すること
私は、様々な「答え」を一方的に与えるノウハウ提供者ではありません。
このアプローチは、日本ではまだ珍しい職業の一つです。
なぜなら、世界の最先端で実践されている「メンタルモデル・マネジメント」や「コグニティブ・リストラクチャリング」の考え方と深く結びついており、特に「モデリング・アズ・ラーニング」の思想と完全に合致するからです。
私たちが提供するのは、あなたの無意識の判断基準を抽出し、思考を構造化・可視化すること。
そして、それを現場で機能する「仕組み」として実装すること。 この一貫したプロセスを、経営・採用・人材コーチング・マーケティング、教育など、様々な領域に応用しています。
※医療や専門的な助言を必要とする内容については、対応ができかねますので、あらかじめご了承ください。
判断決定の流れが整うと、個人も組織も子どもも動ける未来が訪れる
01|自分の内側の流れが見えるようになる
02|人が動けなくなる組織の流れが見えるようになる
03| 子どもの学びが詰まる流れが見えるようになる
これらの変化は、外側ではなく判断決定の流れに働きかけるからこそ生まれます。
